徳川宗春という方を
ご存知でしょうか?
江戸時代の尾張藩の藩主です。
今の名古屋市辺りですね。
この方が今の
「名古屋文化の礎」
を築いたと言われています。
宗春が生きたこの時代は
大飢饉に見舞われている
8代将軍・徳川吉宗の代でした。
暴れん坊将軍で有名ですね。
この吉宗さんは
江戸三大改革と呼ばれる
享保の改革を主導した方ですね。
この改革は簡単に言うと
「質素倹約」なんですね。
とにかく無駄遣いをしてはいけない
という内容でした。
宗春は吉宗のライバルと
よく言われるんですが
この享保の改革の
真逆の政策をとるんです。
そんなことをしたら
庶民が可哀想だと。
逆に規制緩和をして
民の楽しみを第一に
政策を進めました。
巡視では歌舞伎・能の
派手な衣装で出向いたりする
歌舞伎者だったらしいです。
これにより街に活気が出て
名古屋文化が一気に開きました。
国の政策とは逆にいって
むしろ成功してしまったんですね。
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