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上杉鷹山(うえすぎようざん)

2022年10月27日

江戸時代中期

貧窮に喘いでいた米沢藩の財政を再建し
軌跡的な繁栄をもたらした
江戸時代屈指の名君として
知られている
出羽国米沢藩9代藩主です。

日本を代表する「名指導者」で
米国大統領である

J・F・ケネディ
B・クリントン

「最も尊敬する日本人」

とした賞賛したとも言われています。

フランスの首相を務めた
G・クレマンソー
鷹山の思想に感銘を受け

「日本へ行ってこの思想家と話してみたい」
と話したと言われています。

上杉家は上杉謙信を藩祖として
2代目・上杉景勝の頃には
120万石の力を持っていました。
しかし関ヶ原の戦いで西軍につき
30万石にまで減らされ
更にお家問題で15万石
にまで減りました。

謙信以来の名家である家臣は
武士を辞めずにいたため
武士を抱えたまま
15万石になってたいたのです。

そして鷹山はその上杉家の養子となり
15歳で藩主となりました。

江戸幕府の命令で
参勤交代や土木工事などで
借金は増していき
誇りだけを持っている家臣が
言うことを聞かない。

普通この状態であれば
諦めると思います。
しかし鷹山は諦めなかったんですね。

懇切丁寧に時間をかけて
改革をしていきました。
そして70歳で生涯を終えた翌年
借金はゼロになり
むしろ備蓄を持つに至ったといいます。

これだけのことを成し遂げた
上杉鷹山の名言はこちらです。

為せば成る 為さねば成らぬ 何事も

成らぬは人の 為さぬなりけり

これを聞いて

「あっ!」

となった方も多いのではないでしょうか。

日本人として、経営者として
是非知っておいてほしい人物です。