6月9日から6月24日は
天一天上(てんいちてんじょう)の期間です。
天一天上は、平安期からある民間の暦のひとつで
十二天将の主将である
天一神(てんいちじん)が天に上っている
十六日間の期間
のことです。
この間は天一神の祟りがなく
どこへ出かけるにも吉とされ
古来から縁起をかつぐ相場師は
この日を相場が上騰する諺
として用いていました。
昔からこの期間には
「旅行」「引っ越し」「休暇」
そして
「掃除」
をすることが最も良い
と言われております。
天一神と入れ違いに
「日遊神(にちゆうしん)」という
不浄を嫌う神様が降りられて
家に留まると言われているのですが
もし家が汚れていると
祟りを起こす
と言われております。
特に水回り、台所やお風呂や
トイレ掃除などをすると
とてもよい言います。
陰陽道や五行と関わりのある暦ですので
長くなるので書くことはできませんが
お時間があり、ご興味があれば
やってみるのもよいと思います。
占いや行事などに依存するのはどうかと思いますが
昔日の日本人が大切にしたことは何かあると考え
素直に行ってみるのも
経営者としてのたしなみだと思います。