今年の5月15日は沖縄が
本土に復帰して50年の節目の日です。
77年前、我が国は敗戦し
アメリカに占領されました。
本土はいち早く主権を回復したものの
沖縄県は朝鮮戦争
続く、東西冷戦のため
日本国への復帰はながくされませんでした。
実に主権回復から数えて20年間
本土への帰属を許されなかったのです。
現状も戦禍で大きな被害に
遭われている方々がいます。
領土問題は根深く
民族のアイデンティティに関わるものなのです。
私が領土問題で都度
想起するのが幕末の志士である
高杉晋作です。
高杉は長州藩の由緒ある武士です。
1864年、馬関戦争で長州藩が惨敗した際
イギリスと長州藩との交渉に(なぜか)出席。
島の割譲を求めた諸外国の外交官に対し
「日本国の島は神だから
島の割譲は神様に言ってくれ」
とのらりくらりとかわし
ついには領土を守ったと伝えられます。
沖縄がどれほどの方々の
血と汗で日本に復帰したか。
そのおかげで多くの方々が
沖縄で生活を営んだり
美しい島々を楽しんでいるかを考えると
先人の方々が文字通り
命がけで領土を守ってくれたおかげだと
改めてこうべを垂れる日々です。
5月15日は沖縄の本土復帰です。
先人の方々の想いを旨に感謝し
祈ろうではありませんか。
ありがとうございます、と。