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寺子屋とは

2022年3月1日

寺子屋(てらこや)とは

江戸時代に全国各地に存在した

庶民の教育施設です。

 

勉強のために

寺院に住込む子供たちを

「寺子」といったそうで

そこから子供を教える施設を

寺子屋と呼ぶようになったといいます。

 

江戸時代末期〜明治初期にかけては

江戸など都市はもとより

全国の農山村にまで広く普及し

明治初期の小学校の母体となりました。

 

全国に

16560軒

の寺子屋があったといわれ

江戸だけでも大寺子屋が

400-500軒

小規模なものも含めれば

1000-1300軒

ほど存在していました。

 

読,書,算の初歩を

子供に教えるだけでなく

庶民の世俗教育も教え

国学の初歩である

古典を教える寺子屋も増えるなど

時代状況に応じて少しずつ

変化を遂げていきました。

 

寺子屋が一般町人の間に

定着していくと

江戸時代の日本の都市部の

識字率は世界的にも

高い水準になっていたそうです。

1850年頃の日本の就学率は

70-86%といわれており

イギリスで20-25%

フランスで1.4%

モスクワで20%

と格段に高かったそうです。

 

寺子屋経営塾は

こうした古の智慧の宝庫である

寺院を会場にした経営の会です。

経営に必要な「軸」を作り

共に学んでいきましょう。