寺子屋(てらこや)とは
江戸時代に全国各地に存在した
庶民の教育施設です。
勉強のために
寺院に住込む子供たちを
「寺子」といったそうで
そこから子供を教える施設を
寺子屋と呼ぶようになったといいます。
江戸時代末期〜明治初期にかけては
江戸など都市はもとより
全国の農山村にまで広く普及し
明治初期の小学校の母体となりました。
全国に
16560軒
の寺子屋があったといわれ
江戸だけでも大寺子屋が
400-500軒
小規模なものも含めれば
1000-1300軒
ほど存在していました。
読,書,算の初歩を
子供に教えるだけでなく
庶民の世俗教育も教え
国学の初歩である
古典を教える寺子屋も増えるなど
時代状況に応じて少しずつ
変化を遂げていきました。
寺子屋が一般町人の間に
定着していくと
江戸時代の日本の都市部の
識字率は世界的にも
高い水準になっていたそうです。
1850年頃の日本の就学率は
70-86%といわれており
イギリスで20-25%
フランスで1.4%
モスクワで20%
と格段に高かったそうです。
寺子屋経営塾は
こうした古の智慧の宝庫である
寺院を会場にした経営の会です。
経営に必要な「軸」を作り
共に学んでいきましょう。