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ラサ蜂起を考える

2022年3月10日

「1959年3月10日」

 

に何があったか知っていますか?

と聞いて

明確に答えられた人は未だにいません。

 

この日は、チベットのラサという都市で

民衆が蜂起した日。

「チベット蜂起」や「ラサ蜂起」

と呼ばれる出来事が起きた日です。

 

3月10日から始まったこの蜂起は

3日間で10,000人から15,000人の

死者を出したと言われ

多くの僧侶が亡くなりました。

私はこの出来事に大きな衝撃を受け

事実上のチベット大使館である

「チベットハウス」にも足を運び

話しを伺いました。

微力ながら何ができるかを

考えながら生きております。

 

私は、経営者は国際情勢への知見を持つことが

重要だと思っておりますが

同時に、国家観も持たなくては

いけないと考えております。

国家観というのは別に

イデオロギーの左右の話ではなく

 

我が国をどうしていきたいのか

我が国がどうなってほしいのか

 

歴史と伝統に根差した眼差しを持つことが

経営をする上でとても

重要になってくると考えております。

 

自身が主体的に国のことを考える。

国家とは一部の政治家や党派

団体などでは決してありません。

愛する家族の未来のことであり

大切な子供たちの未来のことであり

掛け替えのない

未来の自分のことなのです。

 

「未来の子供のために、いま何ができるのか」

「未来の愛する家族のために、いま何ができるのか」

 

これを考えるだけでも

経営として十分価値があると思います。

ラサ蜂起で亡くなられた方々の御霊のために。

 

合掌。